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2009年07月30日

諸行無常

諸行無常ということばがある。
世の中の万物はひと時として同じものはなく
常に変化するものだという仏教の教えだ。
私は今そのことばに救われている。
長く永遠とも思われる病気もまた
一生このままではないのだと信じられるのだ。
精神障害と人はいう。
それは症状の不変または増悪を指すが
「精神」は不変であるように見えながら
一歩でも二歩でも変化しているはずである。
必ずしも目に見える前進でなくてよい。
精神状態が動き、変化すること。
情動が多少なりとも生起すること。
それが人間が生きている証に相違ない。
必ず起こっている。
ゆっくりで見えないとしても
人間は生きている限り「精神」を揺らしている。

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2009年07月28日

陰性症状と怠け

統合失調症の陰性症状はしばしば怠けと見まごうことがある。
何も頭に浮かばない。
何の意志もなく、何の意欲もない。
ただ寝転ぶが座ってはぼうっとして時間が過ぎる。
自分はただ怠けているだけなのじゃないか。
そう思ってインターネットを開く。
そして陰性症状についてもう一度解説を読むと
ああ、やはりこれが陰性症状なのだと確認する。
その繰り返し。
ぼーっとして動かなくなることを昏迷状態というらしい。
感情、意志の障害としては感情の平坦化、自発性の低下、
物事に無関心であることなどがあるという。
まさにこれだ。
けれど陰性症状と本当の怠けはどう区別されるのか。
私は本当は怠けているだけなんじゃないだろうか。
境界がわからない。
この問いは大事だ。
問いの答えをみつけないことには
今の自分を肯定することはきっとできないだろう。

posted by 野々花 at 16:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月27日

精神活動の抑制

住む家があって
ご飯が食べられて
それなりの衣服も着られ
何が不満なのだと言われるかもしれない。
けれど
人間にはまだ足りないものがある。
精神活動だ。
意志、感情、思考・・・
ご飯を食べられるのと同じだけ
人間が生きるのに必要なもの。
そう
統合失調症はその欠乏との闘いなのだ。

posted by 野々花 at 20:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月25日

人生を楽しむこと

何かしたいことはありますか―
金曜日の診察で医師に聞かれた。
私は黙り込んでしまった。
考えても考えてもしたいことを思いつかない。
そういえば心から体の奥から
なんらかの欲求が生まれたことなんて
この病気になってないのかもしれない。
いや、陰性症状を呈するようになってからずっとだ。

人生をとことん謳歌している妹に久々に会った。
楽しみ方をいくらでも知っているというふうだった。
私は?
私は人生を謳歌できているだろうか。
人生を楽しんで生きているだろうか。
自問してみる。
答えはNO。

ねえ、人生を楽しむってどんな風に?
一度きりの人生を、時間を惜しんで生きるって
どんな感じ?
失ってしまったような気がする。
とことん生きるということを忘れてしまった気がする。
学問の世界でとことん生きていた私はもういない。
今、この病気を抱えて活き活きと生きるのは難しい。
でもこの一瞬一瞬を輝かしいものにする努力はしたい。
自分に与えられた条件の中で。

posted by 野々花 at 19:21 | Comment(5) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月23日

主婦って・・

主婦業は三食昼寝つきといわれますが
結構いや大分重要な役割を果たしているものだと思います。
子供のいない私は夫婦二人家族ですので
家事といっても子育てをされている方に比べると格段に楽
なはずですが、それでも大黒柱の夫の食事、健康管理を
担当して、二人三脚で頑張っていると自負しています。
大事なのは食事。
栄養バランスを考え、三食手作りで提供すること。
生きていく基本です。
なんて、時間をもてあまして、かといって何もできないこの主婦は
自分を正当化しています。
存在意義を自分で認めないとやっていけませんから。
ひとつ、
主婦業は忍耐が要ります。
家を守るっていう古典的な仕事。
忍耐に尽きると思います。
でもそれだけはできるなあ。
忍耐力だけは一人前な私です。
今日も食事を用意して夫の帰りを待っています。
忠犬野々花。

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2009年07月22日

重い腰を上げて

夫が飲み会で遅くなるという。
夕食を作らないことになる私は一日暇である。
家事などを一通り終わらせて夫の帰りの待つだけの日々。
つまらない主婦と思われるかもしれないが
この病気を抱えてそれ以上のことはできない。
夫の帰りを待つことさえない今日のような日は
自分の生活がいかに夫に依存しているか
自分たるものがいかに欠落しているかを実感する。
読書ができるわけでない。
テレビをつけても集中力が切れる。
よく物事を忘れ
何かに意欲的に取り組むことを知らない。
台湾フィーバーは続いているが
億劫さはすっかりもとにもどってしまった。
台湾へ、そしてどこへでも自由に飛んでいける気がした。
だが少し気を抜くと、見えにくい陰性症状が顔を出す。
慢性病だ、仕方ない。
けれどまた目標を見つけて
それに向けて努力する日々を送ろう。
さあ、重い腰を上げるぞ。よいしょ!
億劫さに支配されるな。立ち上がれ。

posted by 野々花 at 20:26 | Comment(3) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月21日

夢見る力

旅行の何が楽しいか。
準備期間だ。
二ヶ月後に台湾旅行を計画中。
果たして病状はこのまま安定し計画実行なるか。
たくさん夢をみている。
穴のあくほどガイドブックを眺めては
このスイーツを食べに行こう
ここのパイナップルケーキをお土産にしようetc.
連休の昨日は夫婦でとラベルグッズのお買い物。
まだ先の話なのにワクワク、ドキドキしている。
目標を設定したことは病状にとって良い影響を及ぼしている。
こんな活き活きした自分は見たことがない。
ワクワク、ドキドキなんて
あんな平坦だった感情が動くなんて。
なんて私は自由なんだと心の底から思う。
なんて豊かなんだと感動する。
想像力こそ自由の源。
失われていた夢見る力が
一足早く旅に出た。

posted by 野々花 at 14:46 | Comment(7) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月19日

諸行無常

最後に退院して一年が経つ。
エビリファイに出会って病状がようやく快方に向かったのだ。
それからは陰性症状との格闘の日々であった。
Excelに症状記録をつけ続け
このごろの一日の終わりには丸印を入れる。
昨日も夫と街へ出かけることができた。
最近の回復ぶりは目覚しい。

永遠に余生を送ると思っていた。
ただ息をしている。それだけのような生活だった。
今日は希望がみえる。
数年先の展望がみえる。
私は一生年金暮らしなどしないぞと
いつの日かリハビリをして働くぞと
働かぬ頭をフル回転して未来を描く。
いつか働きたい。
永遠と思われたトンネルを抜けて
まだ見ぬ先に思いを馳せる。

人生は大きなうねりの中にある。
何人も不変であるということはない。
諸行無常。
それを信じる。

posted by 野々花 at 08:11 | Comment(3) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月17日

収穫の始まり

家庭菜園。
実りの季節を迎えはじめている。
うっそうと生い茂る植物たち。
たくさんの発見と驚きがある。

DSCN2411 
かぼちゃがつる植物だなんて。

DSCN2412

ズッキーニがこんなに繁茂するなんて。
かぼちゃもズッキーニも大きな黄色い花をつける。

生命とはなんと美しい。
彼らはものすごい生命力と迫力で自己主張し
弱いものは淘汰されてゆく。
人間も同じ。
強いものと弱いものが、不平等に生きている。

posted by 野々花 at 16:52 | Comment(5) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月16日

リハビリ

陰性症状が消えない。
つらいだけでなく、自分がダメになっていくような気さえする。
家への引きこもり。
社会的引きこもり。
引きこもりは人生を貧相なものにしてしまう。
変えたい。
人生を変えたい。
最近、私は外へ出る訓練を始めた。
リハビリをしなければダメになる。
その一心で台湾旅行を目標とし
外を歩く訓練を始めた。
昨日私はひとりで散歩に出るという初めての経験をした。
自発的に目標を定め、外に一歩踏み出す。
統合失調症患者には容易なことではない。
今日は外へ出られなかった。
でも明日は必ず外へ出る。
頑張って、頑張って、
まずは家の外へ出てゆく。
そうしていつか生き生きと毎日を送るのだ。
私は諦めない。
余生のような一生を送る気はない。
宣言。

posted by 野々花 at 14:38 | Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月15日

円の時間に生きる

時間が円を描いている。
過ぎ行く時間に焦りはなく
ただ始点と同じ終点に回帰する日々を生きている。
月曜に始まり日曜に終わる。
その繰り返し。
どこまでも延びる直線の先をみていた頃もあったけれど
今、私は心の平和を手にしている。
「安住」は悪い言葉じゃない。
同年代の友人がみな猛烈に働いているころ
私は昼寝をし、食事のメニューを考える。
私の人生はいたちごっこだ。
生えてはむしり生えてはむしる草取りのような無限ループ。
それでも草をむしっていることには変わりなく
それでよいのだと思える。
円の時間に生きる。
それが贅沢だとさえ思える。

posted by 野々花 at 09:45 | Comment(3) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月13日

共同作業

台湾に旅行へ行きたい。
その予行演習は障害をどう乗り切るのかという試行錯誤だ。
身体障害者がエベレスト登頂を試みるように
精神障害者が台湾を目指す。
大変なことだけれど、おかしなことではない。
もちろん人並みの努力では台湾へは行けない。
恐れもある。
不安もある。
障害のある部分を補う工夫をする必要がある。
どこに障害があるのか。
どうすれば解決できるのか。
頭をひねり、夫婦ふたり議論を交わす。
台湾への練習がいつのまにか夫婦の共同作業になっていた。
障害を乗り越えるという
これからの生活につながる共同作業になっていた。
夢から始まったこの夫婦の試み。
これもまたひとつの日常風景なのだ。

posted by 野々花 at 18:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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頭の中の平和

深く内省することもなく
悲嘆にくれることもなく
ただけだるい体を横たえている。
雨にぬれたムラサキツユクサが美しいと
ぼんやり庭を眺めている。
頭の中には嵐がない。
単純な頭の中が潔い。
何もかもが落ち着いている。
人間が単純でいられることの明るさを身体が喜んでいる。
ほかに何も要らない。
頭の中にこんな平和があるなら。

posted by 野々花 at 16:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月11日

台湾旅行へGO

台湾旅行に行くことを想定して街に行く練習をした。
本気で行きたいと思ったから。
限られたスタミナと症状を考え、街をどう歩けばよいか考えた。
手始めに、今日は往復4時間の外出。
光や音、人がいっぱいの街はかなりハードルが高い。
私が一番消耗し、苦しいと感じるのは光の刺激。
繁華街の煌々と照る照明を浴びると離人感が出て混乱する。
そこで。
サングラスを買った。
サングラスをかけて繁華街のど真ん中のビルディングを歩いた。
刺激がシャットアウトされてそこはとても穏やかな空間に変わった。
次に耳栓を買った。
音があまりにうるさい場所でつけると
必要な音は聞こえるが適度に音量が調節できた。
夫につかまって歩けばなんとか歩ける。
途中何度もベンチに座って休憩を取った。
往復4時間の実績。
ちゃんと落ち着いて帰ってこれた。
台湾旅行へ第一歩の一日だった。

無理をしないで工夫を凝らす。
頭を使って障害を乗り切る。
病気があるからって諦めることはない。
どんなハードルが高くても。

posted by 野々花 at 18:09 | Comment(6) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月10日

自信を持ちたい

この病気のせいで自信を失うことがある。
夫に迷惑をかけるたび、
愛されているのか自信がなくなる。
ありのままでいいだなんて
そんな綺麗ごとじゃない。
患う人も支える人も大きな重圧には違わない。
かつて自信に満ちて自分を疑わなかった。
それが失われるほどこの病気はたちが悪い。
ありのままで自信をもってだなんて
簡単には言えないことば。
自分の意志と関係のないところで
ほころんでゆくのだから。
気弱な自分が恨めしい。
意志の届かないところで
何かが壊れてゆくとしたら
そんな悲しいことはない。
辛抱強く夫はこらえてくれている。
その気持ちひとつが頼りなんだ。

posted by 野々花 at 20:40 | Comment(5) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月09日

駆け込み寺

神経がささくれ立つ。
苦しみもがき、どうにもならなくない。
私は庭に走り出る。

スミレが咲いている。
いつも咲いている。
行き詰まった苦しみがどこかへ飛んでゆく。

ただ一箇所の駆け込み寺。
郷里のような
温かな場所。

チューリップの球根を集めた。

posted by 野々花 at 07:14 | Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月07日

頭の中の自由を

夢を見ることはタダだから
たくさん胸に夢を抱いた。
台湾に憧れ、旅行雑誌を食い入るように見る。
どんな国だろう。
どんなホテルがあるだろう、どこに地下鉄が走っているだろう、
何を食べよう、いくらだろう・・・
頭の中で観光満喫。
見知らぬ南国へ思いをはせる。

今日のように字が読めるだけで
世界はこんなにも豊かになる。
人間に必要なものは身体の自由だけではない。
字が読めることこそすばらしい。
身体は動かなくとも、頭が働けば旅行だってできるのだ。

不自由な精神。
この牢獄からもっと自由になりたい。

posted by 野々花 at 16:32 | Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月06日

挑戦する

夢がある。
いつかこの足で旅行をしたいのだ。
地球の歩き方を買ってきては夢を膨らませる。
いつ以来だろう。
夢なんてものを抱いたのは。
まだ自分の街さえまともに歩けないが
今、都市に行くことを想定して街に行く練習をしている。
夫いわく
わき目も振らず、目的地を設定してそこだけを目指し、
帰ってくるまでの道のりを体力に合わせて計画すれば
その人なりの行動ができる、と。
無目的にあちこち見て消耗するのではなく、
最短距離で行きたいところへ向かう。
帰ってくるまでが遠足だよ、との言葉を胸に刻み
夫と二人、休日に練習を繰り返す。
少しずつでも、体力配分を覚え、途中で休憩を挟んだりする。
まだまだだけど、旅行の夢を実現するための工夫を凝らす。
そうしなければ障害という固定した病状のまま
ただ家にいるだけの生活は変わらない。
変えるんだ。
障害者だからと不可能と諦めないで挑戦するんだ。
最近、そんな前向きな気持ちがもてるようになった。
きっと夢を叶える。

posted by 野々花 at 08:19 | Comment(3) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月04日

信じる。

この病気を人に理解してもらうことは難しい。
ともに受け入れ直視することもまたしかり。
夫の実家に行ったのだ。
自由に外に出られない私は、普段夫と行動をともにすることもままならない。
子供のいない私たちは二人で自由自適に生活を楽しむこともできない。 

「それで夫婦関係は成り立つの?」

心配する義母の直球は痛い一撃だった。
悪いのは病気。
でも悪者は完全に私だ。
一撃が響いて鳴り止まないのはなぜだろう。

私は私。
私たち夫婦は私たち。
強くそう思わなければ、この病気とは闘えない。
今はともに歩む人を信じる以外に救いはない。
いろんなものと闘っていかなければならないんだ、この病気は。

夫婦関係は成り立つの?

ともに病気に立ち向かっている。
二人で闘いながら歩んでいる。
それが答えだ。

posted by 野々花 at 16:22 | Comment(5) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2009年07月02日

委ねている

身を委ねて生きることに慣れてきた。
家族のために最低限の家事をするだけの毎日。
自分というものを捨て
あるいは病のために奪われ
家庭人として生きることが
最近あまり怖くなくなったのだ。
自分の力で輝くのが30代だと思っていた。
だが私の運命はそうではなかった。
それでもいいのだ、これでいいのだ。
夫という人に
夫とともにある運命に
身を委ねて流れるままに生きてみようと思える。
運命を受け入れるとはこういうこと。
抗わずにいることに
それほど勇気は要らない。

posted by 野々花 at 20:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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