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2010年07月31日

真実のことば

皆さんこんにちは、野々花です。

病状ずいぶん斜めです。気分障害でもないのに、涙がこぼれてしまいます、一筋の。

今日は詩を書きました。吐き出すように書きました。
ここに載せる詩は客観的にみたときに、価値のないものと判断されるでしょう。ひとえに語彙や表現力が貧困だからです。こうした思考の貧困はおそらく統合失調症特有の症状となんら無関係ではありません。しかし、ここに書かれたことばは、苦しみから生まれた、紛れもない私の真実です。だから載せます。

沈黙

眼を大きく開き
口を開け
地に横たわる魚よ
おまえが最後に残したことばは
いったい何であったろう

こわばった口元は
語られなかったおまえの苦悩
凍りついた眼差しは
届かなかったおまえの叫び
力尽きたこの魚は
私のようにことばを持たない

魚よ
私はおまえをかたどって
胸の奥に縫い付ける
そして声なき声を発し
明けない夜を忍ぶ

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

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2010年07月30日

ただ息をしている

ただ息をしている。
守られた家の中で私はひとり呼吸をしている。
生きていることを証すのはこの呼吸の音だけ。
息は吸いたい、吐きたい。欲求はそれだけ。
食べたくも、嗅ぎたくも、眠りたくもない。
頭の中はがらんどうで、ときおり小石がカランコロンと鳴るだけ。
時間だけが過ぎてゆくことに意味を与えなければ
何としてでも現在が無意味でないと証立てなければ
つらくて、つらくて生きてはいけまい。
私はここに存在していて、何かのために生きているのだと
感じたい。思いたい。証がほしい。

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2010年07月29日

恐怖に近い不安

しとしと降る雨よりも、吹く風の方が恐ろしい。なぜななら風は行く手を語らず、アトランダムに動くから。

恐怖に近い不安。
心配に近い不安。

前者は統合失調症に、後者はうつ病によく現れる。

私は昨日、母とともに曇り空の下を散歩した。法則性なくうごめくものが怖くて仕方がなかった。音も、光も、車も人も。

喫茶店で流れていた、ショパンはなじみの音楽だった。けれど多数の音を同時に流すピアノの音に混乱した。一つの閉じた構造体として、音の集合をとらえられない。ばらばらな情報がばらばらなまま、私の聴覚を通過する。

世界が整然としていない。恐怖に近い不安。刺激のない静かな自宅へ私はひとり逃げ帰った。

私の場所。身の安全を感じられる、ここが私の家なのだ。

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2010年07月28日

小さな世界で

私は今、とても小さな世界にいます。
引きこもりというわけではないけれどそれに近い感じです。週末に買い物に夫と出かけ、街に出るようにはしています。あと、二週に一回くらいパン屋さんに自転車を走らせるくらい。

畑や庭に出ることは比較的たやすく出来るようになりましたが、ずっとひとりでうちに閉じこもっています。どこかに行きたいという願望もありません。どこかに所属しているわけでないので、話す相手も限られています。

庭と畑が私の城です。詩もたいていそこから感じ取ったものを書くのみです。好奇心もない。向上心もあまりない。ただこの平穏な生活が続けばいいと、思うだけです。

以前はこんなんじゃなかった。人と話すことが大好きで、人との出会いに生きがいを感じていた。

療養生活をするようになって、私は最初とても孤独でした。ひとりであることが耐え難く、両親に電話をかけたり、頻繁に来てもらったりしていました。今はそれほど孤独でもない。孤独に慣れるということもあるのでしょうか。

エネルギーがないのだから、今は無理に外に出ようとしません。それとも頑張って出たほうがいいのかな。今度の診察で聞いてみよう。

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2010年07月26日

気がつけば詩

一ヶ月の間、詩が書けませんでした。
脳が疲労しているせいか、いくら頭をひねってもことば浮かばず。何をしても、何をみても、しっかりと地に足をつけて歩いている気がしませんでした。けれど、ずっとパソコンにかじりついていました。書いて、書いて、書けずに悩み、そして今日ひとつの詩が生まれました。

以前なら「書かなくて生きられるならそれに越したことはない」と、苦しいときだけ書いていました。詩作は苦しみから抜け出す道でした。でも、気がついたら、書いていないと生活がまるで空虚なんです。うんうんうなって、こうでもない、ああでもない。産みの苦しみを味わって詩を書くようになりました。

学問をやめていろんなことを試したけれど、どれも続かず。やっと新たなライフワークをみつけたように思います。病気のせいで読み書きに障害はあるけれど、短いセンテンスで構成される詩なら書ける。できることとしたいことが一致したのです。

そうそう、私の第一詩集『再生』を読んでくださっている方々にお礼を申し上げます。ある方からは、入院先の病院で眠れぬ夜に読み返しては涙した、とお便りをいただきました。未熟な詩集ではありますが、たった一人の人間でも、心を打つ詩集であってよかったです。『再生』購入ご希望の方、まだ受けつけております。

それではまた。野々花でした。

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2010年07月25日

統合失調症の認知機能障害

皆さんこんにちは、野々花です。

今日はうちの畑からナスとトマトを収穫しました。初物です。嬉しい!スーパーでミニトマトたくさん買ってきてしまった、失敗。

認知機能全般が落ちています。何にもできないのが苦しいです。せめて日曜日は病気お休みとかあればいいのに。7月から始まった不眠が原因か、富良野に行って疲れたのか、心の支えである詩作活動もできずにいます。何も生まれてきません。

たとえば料理。うちは一週間メニューが昼も夜も決まっています。いつも同じものしか作りません。たまに新しいものを取り入れようと提案されると、計画して順序立てて行動することができず、混乱します。ルーチンワークしかできないんですね。変化に対応できないというか。

たとえば会話。何か口頭で説明されても、短期記憶の能力が落ちているため、脳に貯蓄される前にことばがぽろぽろ零れてしまって理解できない。言われたことをまとめる抽象化能力も落ちているため、情報の断片がばらばらなままだったりします。

こういう脳の故障って目に見えないし、なかなか言い表しにくいですよね。認知機能障害は統合失調症の中核的特徴であるとある文献にありました。陽性症状、陰性症状だけでなく、自分の認知能力の弱点もきちんと把握しておきたいものです。

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2010年07月23日

幸福に没す

眠っている。
感覚器がマヒしたように、痛みも、苦しみも感じない。
ここ札幌は本州のようにうだるような暑さもないのに
考えることも感じることも鈍っている。

幸福とは埋没し、鈍っていくことなのだろうか。

外を見やれば、まだ花の咲かないコスモスの葉が生い茂る。畑のナスやダイコンやトマトが、立ち込める夏のにおいの中、ぐんぐんと生育している。いのちがここぞとばかりに、短い北海道の夏を謳歌している。

思う。ああ、私はこのいのちに負けている。私のこころの琴線に触れないほど大きく、野太い彼らは私を追い抜いて生きている。コスモスの茎より細い私の生命線。作物は導管から水を吸い、師管から土の栄養をごくごくと吸い上げて、今はまだ青い実を赤く染めるのだろう。

生い茂る濃い夏の空気に呑まれそうになる。いのちの勢いがこんなにも違う。それを感じるだけ。それを感じるだけ。

私は確かに幸福のなかにいる。危機も闘いもお休みだから、今はすべての感覚器を閉じて、しばらく黙って眠っていよう。

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2010年07月21日

野生の記憶

安穏としている。
こんなに平和な人生は生まれて初めてだ。
病気があるのに無理ばかりしてがむしゃらに生きて傷だらけになって、それでもはいつくばって歩き、何かに向かって突進するような生き方を私は最近忘れかけている。療養の環境が整い、心と体の安寧が私を囲む。孤独でもない。苦しくもない。明日も今日の延長上に見える。こんな生活を幸せと呼ばずして何と呼ぼう。

けれど、

心のどこかで雄叫びを上げている。動物園の檻に入れられたライオンさながらに、食べることも身の安全も保障され、けれどどこかに野生の記憶を残し、時々それが頭をもたげる。血のにおいを求めている。一心不乱に努力してぎりぎりまで自分を追い込むような生き方を思い出し、それを渇望している自分がいる。

でもそれをしてはいけない。病気を悪化させるような挑戦や無茶をして周囲を困らせてはいけない。だからおとなしく家で療養するのだ。

去勢された動物のようにただ息を潜め、衣食住を享受している。

抑圧している何かを掘り起こそうと、詩を書く日々。
本当の私の姿はどこにあるのかと、問う日々。

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2010年07月18日

富良野旅行に行ってきました

帰りました〜、野々花です、こんにちは。
富良野、行ってきましたよ。
お天気もよくラベンダーexpressに乗って北海道の自然を満喫。

まずは「チーズ工房」に行きました。富良野の基幹産業の一つであるチーズを作っている工場で、併設するピザ屋さんでマルゲリータを食べました。富良野産ぶどう果汁も。美味しい!

DSCN3565

次にぶどう果汁工場。ブドウ畑が一面に広がっており、ぶどう果汁ソフトクリームを頂きました。綺麗な薄紫色です。

DSCN3567

そして次はワイン工場。ここで工場見学して、ワインを試飲してちょっとだけ酔っ払い、外でラベンダー畑を鑑賞しました。花が真っ盛りですごく綺麗でした。

DSCN3573

そして、そして、夕食はお目当てのチーズフォンデュ。大きな丸いパンの中をくり抜き、その中にとろとろチーズが入っています。お野菜やパンをつけていただきました。これが美味しいのです〜。ついでに現地で作っているソーセージ盛り合わせを頂きました。

DSCN3580

綺麗なラベンダー畑を見て、美味しいチーズフォンデュを食べ、雄大な自然を満喫しました。スニーカーをはいていっぱい歩きました。富良野という地方都市がすごい頑張って観光産業で町おこしに取り組んでいる姿を目の当たりにしましたが、これは上手くいっている方。さびれて過疎化した地方都市がいっぱいある中で、よくやってるなあと思いました。家事からも解放され、見聞も広まりよい体験が出来ました。

一泊二日の旅行。次はどこに行こうかと夫と話し合っています。

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2010年07月16日

人生の結果

目に見えないものが大きくなって、困っている。
これまでの人生を振り返ると、努力して結果を獲得できることばかりやってきたから、時々ちょっとうろたえてしまう。

受験戦争に勝って、大学でも猛勉強して、論文を書いて、学位を取った。私の努力の人生はみんな目に見える結果を伴うものだった。

今何故こんなことを言うのかと言うと、昨日、赤染晶子さんが芥川賞受賞したこと。彼女は研究で最終的に結果を出さなかった。けれどああいう形で結果を出した。私は博士号を取ったがそんなものは平凡な結果。比べるのはおかしいけれど、同じ大学院でともに学んだ者として、無意識に比較してしまう。

今の私の任務は、病気を悪くしないようにコントロールし周囲に迷惑をかけないで生きること。そしてほんの申し訳程度に家事をし家庭を守ること。どちらも努力の過程も結果も目に見えにくい。

獲得したもの。優しい家庭。私には十分な幸せだけれど、時々迷ってしまう。自分に与えられた仕事も獲得した幸せも、みんな目に見えないから。結果を出さない人生を歩き始めて間もない。うろたえている自分が愚かしい。

P.S.明日から一泊で富良野に旅行行ってきます。

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2010年07月15日

赤染晶子さん

芥川賞の選考発表がありましたね。
受賞者の赤染晶子さんは、北大の大学院時代に一緒に勉強した、いっこ上の先輩でした。今朝、教授から連絡が来て、初めて彼女が創作活動をしていたことを知りました(ペンネームが本名と違うのでわからなかったのです)。

彼女は大学院修士課程のときに北大に来て、アンティゴネーのモチーフの研究をしてました。笑い上戸で人懐こいひと。研究室ではいつも笑いが絶えなかった。たしか喘息があって体が弱いので大学を卒業しても就職はせず「大学院に進むか公務員になるしか道がなかった」と言っていたのを記憶しています。

でも彼女は研究を途中でやめて公務員になるといって、大学を去っていきました。研究の道を放棄して、その後どうしていたかはわかりませんでした。そして今日。こんな形で彼女の「再起」を目の当たりにしたのです。

人生ってどうなるか分からない。

皆それぞれ自分だけの人生を切り開いて行くんだ。新聞社の取材の電話で彼女に伝えたいことは何ですか、と聞かれたけれど、彼女が自分の道を切り開いたことが何より嬉しいと応えました。

みんなひとりひとり。そして私もまた。彼女を目指すぜよ。

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この幸せを守る

こんにちは、野々花です。
体調が少し上向いてきました。たぶん大丈夫、です。

さて、主婦の仕事は年収にして1200万円相当なんだと、うちの夫が言ってました。理解があるなあ、うちの人。ま、私は子供がいないのでそんなに働いていませんが。

富良野まであと二日に迫りました。たまにでもこういう旅行が出来るって幸せ。夫と神様に感謝。でも夫の仕事が忙しく、ぎりぎりまで働いてから行くことになりそうです。ああ、せっかくの旅行なのに・・・

今ね、私、本当に幸せなんです。何の不満もない。今の生活で文句なんか言った日にはバチがあたる、くらいに思っています。幸せを感じる力がついたのかな。悩んで、迷って、落ち着くところまでやっと来た感じ。高望みをしないことが幸せになるコツだったような気がします。

手に入らないものを挙げればきりがないもの。
欲を捨てられたんだ、私。時間をかけて。

そのかわり今の幸せは死守する。何がなんでも守る。
守るものができると、人って恐れを持ち始めますね。
そして無形の宝物の所在を時々見失うことも。
だからそっと守るんだ。
口に出すことなく、ひっそりと。

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2010年07月14日

不調です

皆さんこんにちは、野々花です。

今月に入り、なぜか不眠(中途覚醒、早朝覚醒)が続いていたのですが、そのせいか、体調が斜めです。

頭の中が音や文字でいっぱいに詰まったような感覚になり、音が出るもの(テレビなど)が一切受けつけないので、ひとり黙々とジグソーパズル2000ピースに向かっています。そのうち声らしきものまで聞こえてくるので、頓服薬(リスパダール)を飲みながら今パソコンのキーを叩いています。文字を叩くのもつらい感じ。

というわけで、休みます。といっても目がギンギンに開いて眠れやしないのですが。

こんなときもありますよね。今週末に富良野に行くのでそれまでには治さないと。

ではでは。

P.S.ご来場くださった方、面白い話題が書けずごめんなさい。

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2010年07月13日

享受することを覚えた

10代後半から20代全般にかけて、私は地獄をみた。
統合失調症という大波が押し寄せた。
心も体も人との絆も、みんな引きちぎられていった。
30代の今、嵐の後の静けさにいる。
たくさんの残骸を見て涙を溜める。

きっと、

この平和は戦い抜いた私の人生の休憩地点なのだ。
この先、また別の大波が押し寄せるかもしれない。
だから、働きもせず家でぬくぬくしている自分を責めずにいよう。
自分を責めることはもうやめよう。
そして新たな嵐がやってくるまで、この温かさに包まれていよう。

幸せであることに不慣れで、
平穏であることに不慣れで、

でも享受していいんだと、やっと思える。
幸せになっていいんだと、思えるんだ。

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2010年07月11日

見えない階段を上って

気がついたら幸せの階段を上っていた。

病身の運命を嘆き
ひとり孤独に療養する日々。
社会からの孤立感に苛まれ
何故この道をたどってきたのだろうと考えた。
もがいて、もがいて、隣の芝生ばかり見ていた。

けれど

私は目に見えない幸せを育んできた。
振り返ればいつのまにか階段が出来ていた。
今こころから思う。
この小さな家庭がたったひとつの宝物。

積み重ねている間は見えにくい。
時間だけが無為に過ぎていくと感じられた。
捨てたもの、たくさん。
悲しみもたくさん。
それでも私はわが道を切り開いてきたのだと
自分を肯定する。
そして明日に続く愛おしき今を
撫でる。

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2010年07月09日

日常の幸せ

みなさん、こんにちは。野々花です。

今日は夫が東京に出張なので、久々に母親とふたりで街にショッピングに行きました。人の多い場所や光の刺激の強い場所に行くと離人感が出るのですが、今日はそれほどでもなく、たのしく街を歩くことができました。

商品を選らんだり決断したり、といった作業はこの病気の患者にとって必ずしも得手ではありません。以前は私も混乱したり理解できなくなって選べなかったりしました。でも大分回復したみたいで、目的の商品を自分で買うことができました。

黒の半そでパーカーと黒のカーデガン。

あらかじめ買いたい商品が決まっていたから買えたのかもしれません。無目的にショップをまわってもきっと何も買えない。こういうのって、訓練ですよね。何が必要でどの順序で店に行き、どれを買うか。

母とランチをしながら、言いました。

「このくらい行動できて、こうしてランチでもできれば最高に幸せだよね」

本当にそう思います。それ以上は望まない。今が続いてくれたらそれでいい。多くを望めばきりがないし、病気のことを悲観しても始まらない。今日はこんな何気ない日常に幸せを感じ、ほんわかした気分で帰ってきました。

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2010年07月07日

晴れ時々曇り

晴れの日ばっかりじゃない。
今日の曇り空のように体調がくすぶっていることもある。

ひとり家にこもっていることは苦痛じゃない。孤独でもない。ただ、早朝覚醒のせいか、最近どうも調子がよくない。今日は一日ジグソーパズルしかしなかった。

あ、ひとつ。自転車に乗ってパン屋さんへいったんだ。朝8時ごろに。そしたら、通学途中の小学生や、通勤で駅に向かうサラリーマンやOLさんがたくさんいた。そのとき思った。

「このひとたちはみんな社会に属しているんだよな」

私もかつては学校へ行っていたし、アルバイトで会社にいたこともある。でもそんなことは遠い昔。人と人の間で右往左往している人々が今、時々うらやましくなる。特に先日医師から就労はこの先も無理だといわれてからは。

人とかかわることが大好きだった。だから今の療養生活は少し寂しい。そのうち病気もよくなって、少しでも社会に出て行くことができるんだろうか。

曇り空の野々花でした。

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2010年07月06日

楽しいこと考える係

皆さんこんにちは、野々花です。

今日は気温も下がり、北海道は涼しいです。長袖の羽織物を着るくらい。

さて、今月は三連休がありますね。皆さんはどう過ごされますか。私たち夫婦は富良野に一泊で小旅行を計画しています。そう、「北の国から」や「風のガーデン」で有名な富良野です。札幌からはJRで二時間。「ラベンダーエキスプレス」というリゾート列車で直に富良野に行きます。ラベンダーが真っ盛りなので楽しみです。

私はうちの「楽しいこと考える係」。夫はあまりアイディアを出さないので、旅行好きな私はいつもひとりで立案、計画を担当。夫はついてくるだけ、という感じ。でもね、子供なし人生を選んだからには、子供にかかるであろうエネルギーや費用を、夫婦ふたりで楽しむことに充てようと思っているんです。だから、動ける範囲でできるだけ外へ出て行こうって。

最近は床に臥してばかりではなく、少しずつ動けるようになってきました。もちろん、不調の波が来たときは寝込むしかないけれど、動けるときは動こうと。

病気があっても、家庭がある。病気があるから、詩が生まれる。できることが限られていても楽しく生きる知恵がある。なにかと暗い世の中だけど、楽しみは自分で見出すしかありませんよね。ポジティブシンキングで。

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2010年07月04日

子供のこと3

みなさん、こんにちは。野々花です。
今日は気温も少し下がり過ごしやすい日です。

さて、前回の記事「子供のこと2」では、ずいぶん批判的なコメントをいただきました。補足説明が必要かな、と思い、少しだけ書き足します。

子供を望むか望まないか。これは最終的には本人が決めることです。主治医が決めることではありません。統合失調症の方でも産んで育てていらっしゃる方もいるでしょうし、最後の決断はあくまで本人。そして子供に対して全責任を負うのも本人。

私の場合、遺伝や奇形児の生まれる危険性等を考慮して、自分の意思で「望まない」を選択しました。生まれてくる子供の立場に立って考えることが何より大切だと思うからです。そして、どんな障害をもって生まれてきても育てるんだ、という強い意志に欠けていると思ったから。それがなければ責任をもって育てることなんてできません。そしてちょうどよく、夫もそれほど子供を望んでいなかったので。

何度も言いますが、医師のことばを尊重するか否かは、本人が判断すること。産むも産まないも病気に関係なく自分が選択し、責任を取ること。それだけは万人に当てはまることだと思います。

私たち夫婦は、ふたり仲良く暮らしてゆく決断をしました。子供がいない代わりに、その分ふたり気ままに思い切り人生を楽しんでいこう、って言っています。子供を持てない悲しみを乗り越えて、今は新たな希望に向かって生きています。

希望は自分で生み出すもの。そうですよね。

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2010年07月02日

子供のこと2

こんにちは、野々花です。今日も暑いですね。

さて、今日は通院日。主治医に大事なことを聞いてきました。

ひとつは子供のこと。
結論から言うと、子供は望めない―
理由は三つあって、
【その1】
妊娠中に断薬することはできない。しかし今服用しているエビリファイは新薬であるため胎児へのリスクは未知数であること。
【その2】
遺伝の問題。統合失調症の患者は100人に1人いるが、片親が統合失調症である場合、病気が遺伝する確率は健常者の10倍にのぼるということ。
【その3】
育児の問題。断眠等により体調を崩すことは目に見えている。何度も体調を崩すたびに夫や親に丸投げすることになる。ましてやひとりで育児をすることは不可能。

それでもどうしても産むというのならサポートしますけど・・・とは言われましたが、実質不可能といわれたも同然でした。

でもこれで心に踏んぎりがつきました。子供を持たない人生を謳歌すればいいのだと。いや、心のどこかではまだ整理できていないかもしれない。でも整理して納得して生きていかなくてはならない。医師のことばが私を後押ししてくれました。

さて、もうひとつ、聞いてきました。就労のこと。
治療目標をどこにおいているのかと聞いたところ、「今週よりも来週少しよくなること」だそう。家庭の中のことはできるようになるだろうけれど、就労は無理だとはっきり言われました。これも受け入れなくてはいけない現実です。

これは私一個人の例ではありますが、同じ病気の方、そのご家族の方、何かの参考になればと思います。

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