ad_poem.png

2010年08月31日

仕事

ある方のツイートを引用します。

【ドイツ語では、「職業」を Beruf と言うが、これは「呼びかける」の意味で、仕事とは、本来、神様から天命として下されるのだ、という職業観に基づくのだという。なるほど、その意味
では、自分の「仕事」が、現実の職業とはべつにあってもいいはずで、それをこなすことは、天命に応えることだ。】

Berufというドイツ語は、生活の糧を得る「職業」という意味もありますが、神による召命、任命も意味します。自分に与えられた天命としての「仕事」はいったい何だろうとふと考えました。

私には病気により職業能力がありません。けれど、毎日PCに向かって詩を書いています。書くことで生き延びている、そんな感もあります。もし詩を書くことが私の天命ならば、いや、そんなことは分からなくても、私は書き続けるでしょう。そして自分の真の仕事は書くことなのだと信じ、今日もパソコンのキーを打ちます。

天命としての仕事。それを確信できる日がくると素晴らしいですね。皆それぞれに役割があると私は信じています。それぞれの天命。もしかしたらそれは天から降ってくるのではなく、自分から求めてゆくものかもしれません。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 07:53 | Comment(5) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月30日

お買い物♪

こんにちは、野々花です。

北海道もそれなりの残暑。エアコンをつけたり消したりしています。

日曜日だった昨日は、夫とデパートに行きました。お目当てはセール品のリビング用品。なぜって、先日友人が結婚をしたのを機に、これからいつか結婚するであろう妹のために、今から少しずつ物を買い込もうというのです。私が結婚したとき、妹はお鍋やらお茶碗やらいろんなものを袋いっぱいに用意してくれたので、今度は私の番かなと。まあ、結婚が決まってもいないのでずいぶん気が早いのですが。

それで、すごーくかわいい和風のティーポットとお茶碗のセットをみつけました。ピンク色の桜があしらわれていて、自分でもほしいくらい。私も一応主婦なので、生活に入用なものをこの目でしっかり品定め。楽しい作業でした。

少しでもたった一品でも、デパートに自力で行き品物を選べたことは自信につながりました。これまでなら離人感が出たり、頭が混乱してそんなことできなかったから。ゆっくりでもいい、少しでも回復の途にあることが嬉しいこの頃です。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 09:37 | Comment(5) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月29日

親友の結婚

皆さんこんにちは、野々花です。

昨日は、少し前の記事にも書いた親友の無事入籍の報告を受けました。さっそく結婚祝いを贈りました。もう20年近くにもなる旧友で、私もこのめでたい報告にはにんまり。自分のことのように嬉しく、つい長電話であれこれ近況を語り合いました。病気の私とは違い、今はバリキャリですが、同じ高校、大学、大学院の道を歩み、学問に励んできた友。なかなかいない存在です。人生のライバルといっても過言ではありません。そんな彼女がいつも絶えることのない笑顔で「入籍したの」って言ったときには、バンザーイ!と大騒ぎ。

とはいえ、人の幸せをこれほど喜べる自分もまた幸せ者だなと思います。みんなに幸せになってほしい。大事な人みんなに。自分がたとえ病気で引きこもりの生活を余儀なくされていても、大切な人たちには太陽の下を思い切り闊歩してほしい。そんな気持ちです。間違っても人の不幸を願う人間にだけはなりたくない。自分がどんな境遇にいても。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 11:15 | Comment(5) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月28日

目に見えない障害

こんにちは、野々花です。

今日は夫と街に出かけました。ヨドバシなど電気屋さんをまわる夫とJR札幌駅で別れ、一時間の別行動。これがなかなかきついのです。どこへ行きたい、何を見たい、何を買いたい、という欲求がないため、駅でうろうろ。メモ帳を買うという小さなミッションがあったので、それだけは達成しました。

昼食はメキシカン料理屋さんでタコスをいただきました。そのときもちょっとしょぼぼん。ドリンクは何になさいますか、という予想外の質問にうろたえ、とっさの判断、決断ができぬまま飲みたくもないコーラを注文してしまいました。

統合失調症によって見えないところで脳がいっぱいダメージを受けているのを目の当たりにしました。興味関心が狭いこと、意志が薄弱なこと、とっさの判断や応対ができないこと。仕方ないんですが情けないです。これでは単独行動ましてや就労など夢の話。人という予測不可能な行動をとる相手と接することの困難さ。

目に見えない障害って、ときによく見えてしまいますね。自分の欠陥をしっかり把握しておくことが、対策の第一歩だと思います。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 13:10 | Comment(6) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月27日

気持ちのいい朝

おはようございます、野々花です。

今朝はひんやり冷気が気持ちいい、秋の空模様です。さて、今日は通院日なのです。JRとタクシーを乗り継いで、結構遠いんです。まだひとりで外出することに恐怖感があるので、ドキドキしています。昨日は自転車で近くの郵便局まで行ったのですが、これも前日からの決意あって、えいやっと頑張って行ってきたのです。単独の外出はまだまだハードルが高いです。

昨日はひとに頼まれて、ドイツ語訳文の校正をやっていました。疲れた・・せっかく体調がよかったのに一仕事するだけで頓服を飲む羽目に。アトピーも同時悪化して、最悪でした。電話などでは明るい声で対応するため、私の病気の深刻さをあまりわかってもらえず、ひとにたよりにされることが多いのです。頼ってくれるひとがいることはありがたいのですが。でも、怠け者になったのか、以前やっていた翻訳なども今は億劫でできません。

このまま労働は主婦業だけで生活していければいいのですが。将来はどうなるかわかりませんね。障害年金も障害者手帳もいつまで認められるかわからないし。でも今を精一杯生きるしかありません。

追伸:目覚ましテレビの高島アナの後任が生野さんに決まりましたね。毎朝観てるので注目してました。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 08:05 | Comment(6) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月25日

今日のあれこれ

人が自分を評価するって不思議な体験。文芸誌『詩と眞實』の今月号がきたのだけれど、投稿詩に対する批評も載っていて、私の詩についても載っていて。好意的な内容でした。でも批評って自分から離れているところで行われるものなんだって、いまさらながら思う。何がいい詩で何が悪いのか、いろんなタイプの詩を投稿してみて反響を問うているところ。よい経験をさせてもらっていると思う。

今日は特に用事もなくて、私なにやっているんだろうと思うまま時間が過ぎて行きます。文芸誌の配達をドキドキしながら待っていたから、何もかもが上の空で。ある程度調子が整っている今、何も責務が課せられていない自分が空疎に感じられる。お金にもならない詩やブログなど書いて、こんな生活させてもらっていいのかな、とか。「家にいる人がいるから働けるんだ」といってくれる人もいるけれど、ほんとに私は自らの役割を全うできているんだろうか。

それはさておき、だんだん涼しくなってきました。過ごしやすい気温。エアコンはもう要りません。今日の夕食はあなごの蒲焼と蒸し野菜です。こんな風に一日が過ぎてゆく平和な日々。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 15:57 | Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月24日

記憶を掘る

またミュンヘンの一場面が思い出され、詩を書きました。出来事の断片が事細かに思い出されるのです。不思議なことです。10年も前の話なのに、ある記憶だけが仔細をきわめ、フラッシュバックするのです。

人間の記憶。時間とともに忘れ、残された記憶は脚色され、変質し、本当は何であったかはますます闇の中にうずもれてゆく。それでもなお鮮明に記録されている記憶の数々。想起というプロセスを経て、真実はどこへゆくのでしょう。

やっと書けるようになってきた過去。目をつむり、放置していた辛い出来事。そしてわずかに身につけた詩作のテクニックをもって、事象を詩的に描き出す。ますます事実とかけ離れるのではなく、詩に変換された出来事はここで真実みを取り戻すのです。

推敲を重ねるうちに、真実も洗い出されてゆくようです。詩と真実。私の入会している文芸誌のタイトルでもあります。詩は真実を語る媒体でありたい。そう思います。そうでもしない限り、真実なんてことばは嘘くさい、まがい物にしか聞こえませんから。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 10:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月23日

書く、書く、書く。

激しい雨が降っています。野々花です、こんにちは。

外の気温は肌寒いくらいで、一雨ごとに秋へ進む北海道の季節。コスモスが綺麗に庭を彩っています。

体調がずいぶん落ち着いていて、平和な日々を過ごしています。夫とのゆるぎない絆、これがきっともっとも私の心を安定させている要因です。私の生きる場所がしっかりある。いや、試行錯誤を重ね、作ってきた。それを大事に大事にしています。ずっとこのまま安定というわけにはいかない。人生山あり谷ありですから、また荒波が襲ってくるかもしれません。それだけに感謝しながら今を享受しようと思います。

友のために作った詩ができました。その友は少しずつ回復に向かっています。

私にとって詩作は、社会に向けて自分の存在を訴える唯一の手段のようです。社会の中に出て行く力はまだない。けれど、ひとり孤独に部屋にこもっていたくはない。何かを発信し続け、私が生きている証を立てたいのです。私はここにいるよ、と。

書く、書く、書く。書かなければ生きられぬ。

私の全神経を傾けて、苦しい、けれど喜びに満ちた創作を今日も続けます。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 15:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月22日

音楽と詩と

皆さんこんにちは。野々花です。

まだまだ暑いですね。北海道もまだエアコンが手放せません。さて、最近は音楽が少し聴けるようになったということで、早速実家から大量のCDを運んできました。ベートーベンの5番を聴いています。そして病める友を想い詩を書いています。

ミュンヘンを描くという私の詩作のテーマはさておき、今日は遠くで苦しむ友のために詩を書きました。本当の苦しみの中にある人間にかけることばって何でしょう。そんなことを考えながら。そして創作の過程でかけることばを見つけてゆく。そういう作業をしています。

今はベートーベンの6番です。私の隣で主人が主モチーフを口ずさんでいます。私はといえばやはり詩の前でうなって、詩の最後をどうしようか考えています。

こんな風にして日曜が過ぎて行きます。深い喜びを感じられる素晴らしい時間です。いつになく体調がよく、それがこんなにも私を充実させているのです。

音楽と詩。まだ交響曲を聴くにはちょっと無理をしている感がありますが、ふたつの宝物を手に時が過ぎて行きます。

この一瞬に感謝と祈りを込めて。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 14:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月21日

音楽が聴ける!

今、音楽を聴きながら詩を書いています。

私が統合失調症と診断が下されたときのはじめての幻聴が音楽性幻聴でした。コンチェルトのバイオリンが強迫性を帯びて私に迫るように何度も何度も繰り返し聞こえました。恐ろしくて恐ろしくて、それでもその音楽から逃れることができませんでした。

それ以来、大好きだった、いや私の人生の伴侶ともいうべき音楽から離れていました。聴くことも弾くこともすべて拒んできました。

それが、最近聴けるのです。今はチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトを聴いています。音楽は他の芸術に比べ、人間の情を揺さぶる刺激の強い芸術だと思います。だけど今はそれに耐えられるのです。オイストラフの名演奏を耳にして心が踊ります。

こうして私は豊かな人生を取り戻しつつあります。その実感が今あるのです。他に何もなくても、外へ自由に出られなくとも、音楽と詩が手元にあるだけでこんなにも豊かな人生!私は今、回復する自分のからだと神さまに感謝してやみません。

たくさんのものを奪われた人生。それを取り戻す人生。いろんな時期を経て私はどこへゆくのでしょう。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 19:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月20日

友へ

大きな苦悩のなかにある友人のために詩を書きました。

友人にはすでに贈ったものですが、改めてここで紹介します。誰かの慰めの歌になればと思います。友の回復を祈って。

えにし

しとしと降る雨の中
コスモス畑をひとり歩く
土を踏んで思い出すのは
あなたと紡いだ確かなえにし

苦しみという苦しみを
嘗め尽くしたあなた
遠い故郷のあなたは
今頃どうしているでしょう

あなたにコスモスを贈りたい
この世にしか咲かないコスモスを
夏の終わりの畑は
薄紫でいっぱいです

友よ
世にも美しい花です
あなたのか細いこころのように
細やかにいのちを震わせています

あなたと紡いだえにしを支えに
私は雨の中を歩いています
いつ降り止むとも分からない
雨の中を歩いています

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 10:48 | Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月19日

大切な街

皆さんこんにちは。野々花です。
北海道は過ごしやすい季節になってきました。

私といえばここ数日、創作意欲が目覚しく、詩を次々に書いています。今は「ミュンヘン」という名の詩を書き上げたところで推敲を重ねてはうなっています。

ミュンヘンは私が病魔に冒され自ら命を絶とうとした地であり、私の再生への道の原点でもあります。ミュンヘンを舞台に今、一気に三篇の詩を書き上げました。次の詩集タイトルは『ミュンヘン』になるかも。またいつか詩集を出そうと意気込んでいます。

街のあちこちに思い出がある。喜びも深い悲しみも。泣き声が、嘆きが、街のあちらこちらに残っている。残響がまだ聞こえるようです。こうして過去を振り返る作業なしに、私は二度とあの街にはもどれない。消化していないものを抱えてもどることはできません。

愛すべき街。つらい思い出の街。私にとって特別な意味のあるこの街をきちんと描きたいと思っています。そしていつかまた、ミュンヘンに行きたい。今度は夫と一緒に。そして言うのです。「この建物に住んでいたのよ」、「あのカフェで新聞を読んでいたのよ」と。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 11:03 | Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月18日

進歩している

進歩が確実に見られるのです。

バッハしか聴けなかった私が、メンデルスゾーンもフォーレも聴けるのです。今日はジャックリーヌ・デュプレを聴きながら、「ミュンヘン」と題した詩を書きました。哀愁と苦悩に満ちた音楽も受け止めることができる。私のこころは確実に癒えてきている。

ミュンヘン。あの街を回顧するといくらでもことばが尽きないようです。無尽蔵の体験があそこに埋まっている。それを今自動翻訳のようにことばに表しています。

デュプレのサン・サーンス『白鳥』が流れています。何と豊かな感受性でしょう。デュプレが歌っている。揺るぎない意志をもって。

少しずつ、前に進む。こころの修復をしながら。私はこうして生きています。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 18:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

二周年です

おはようございます、野々花です。
今日は湿気も少なく心なしか空気もひんやり。季節が少しずつ動いてゆくのを感じます。

さて、このブログもこの8月で2周年を迎えました。2008年の8月から、ずっとエッセイを綴ってきました。いろんなことがあり、心情を素直に思うままに書いてきました。読んでくださっている方々ありきのこのブログ、皆さんに感謝申し上げます。

この二年で変わったこと。まずは二年前の入院中に出会ったエビリファイ。薬との出会いです。そして新婚生活を始めたマンションを出て一戸建ての家へ引越ししたこと。これで私の療養環境がぐんと改善されました。あとはそうだなあ、夫とともに家庭を育んできた。旅行も。そして詩。詩を書き始めてちょうど一年になります。詩集も出し、今も精進の毎日。『詩と眞實』と『極光』という二つの文芸誌の同人になり、投稿するようになりました。

病気も一歩一歩回復へ向かっているような気がします。孤独な療養生活のなか、なんだかんだといろいろやってきたみたいです。気長に、忍耐をしながら、長期的な展望に立てば、ただ息をしてきたんじゃない、ちゃんと生きてきたじゃないかって思えます。

今日も晴天。ゆっくり、じりじりと歩もうと思います。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 07:50 | Comment(4) | TrackBack(1) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月17日

叫び

苦しいから書く。
ひとり家にぽつんと居て一生を終え、誰にも気がつかれずに死んでゆくのがいやだから、声を上げる。

私は声を上げる。

私は確かにここに存在していると、社会にむけて発信する。

そうして一日一日生きてゆく。証を立てながら生きてゆく。

そうでなければ耐えられぬ。時間に埋没してゆくのは耐えられぬ。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 15:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月16日

帰りたい場所

お盆過ぎてもまだ暑い、こんにちは野々花です。

最近詩を二篇ほど書きました。
どれも10年前の体験をもとにした回想的な詩です。
これから推敲に推敲を重ねていきますが、まずはひと段落。自分のつらい過去を回顧できるということはそれを乗り越えて明日を獲得することだとひしひし感じます。

帰りたい場所があるということは幸いです。それは家であっても、趣味であっても、懐かしい記憶であってもいい。私は最近、昔読んだ漫画を読み返しています。新しいことを学んでゆくことは困難だけれど、読んだことのある本なら多少読めるので。古巣に戻った気がします。

帰りたい場所を失った時期がありました。それはちょうど10年前でした。日本を出て新しい国に住んだとき、病状の悪化とともに祖国を忘れ、ひとりで石畳の上をさ迷いました。そんな悲しい時代を思い出し、しっかりとそれと向き合える自分が今ここにいます。

ひとつひとつ、詩が増えてゆきます。過去を宝石に変えながら。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 13:03 | Comment(6) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月15日

お盆でしたね

皆さんこんにちは、野々花です。

昨日はお盆ということで、夫の実家に帰省しました。

お義姉さんも来て、わいわい。まだ結婚4年目の私はなぞが多いらしく、病気のことも結構聞かれました。「今たくさんそういう人いるから気にやむことはないよ」と理解をしようとしてくれる夫の実家の人たち。ありがたいけれど、病気の説明って難しいんですよね。いつごろからなの、と聞かれても病名も変遷してきたし、何が出来て何が出来ないのと聞かれても、夫の援護なしにはとても説明できませんでした。病気の話になったとき、お義母さんがうつむいていたのも今だに忘れられません。

何か質問されると、答えるのに戸惑ってしまいます。上手く説明したり、とっさの判断をしたり、どうしても会話が上手くいきません。脳の働きの障害なんでしょう。たくさんの人と話すのはまだ容易じゃないなあ。

というわけで、親戚づきあいをこなしてまいりました。皆さん、お盆はどう過ごされましたか。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 10:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月14日

信仰と医学

私がドイツ、ミュンヘンにひとり渡航したのは10年も前のこと。希望と不安を胸いっぱいに飛び立った先に待っていたのは、見たこともない聞いたこともない新世界。ことばも建物も食べ物も人も、すべてが新しく、怖くもあった。そして強いストレスにさらされ私は次第に病状を悪化させた。

病院通いの方が大学へ通うより多かった。その分、大学以外のドイツをかいま見ることが出来たのも事実だ。私はフリーマーケットで自転車を買って、町中を走り抜けた。

あの頃の記憶。二度と帰れない、二度と体験できない、素晴らしく、最も苦しい日々。10年が経って記憶はセピア色に変色し、改変され、忘却と鮮烈な印象がより分けられた。

今だから書ける。私は色鮮やかに残っているあの頃の記憶をつらつらと書き出してみた。これをどう詩としてまとめるか。昨日一日悩みうなった。あの頃抱えていた問題と現在の接点を見出さなければならない。何故その記憶が残っておりそれを引っ張り出したのか。

週二回通っていたカウンセリング。泣きじゃくる私にカウンセラーは言った。「あなたのために祈らせてください」と。医学に携わる者の口から神へすがることばが出てきたことに深く絶望し、憤った。その場面が思い出されてならないのだ。信仰と医学。あの国で感じた違和感は何だ。ずっと考えている。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 07:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月12日

過去の清算

皆さんこんにちは。野々花です。

しっとりと雨が降る中、コスモスが咲いています。雨を浴びた紫はいっそう美しい。

今日はお盆の始まりということで、夫もお盆休みです。まあ、主婦はここぞとばかり働きますけどね。週末には夫の実家に帰ります。車で1時間なので、渋滞に巻き込まれなければさっと行って来れるかな。

さて、詩作の話になりますが、最近新たな試みに挑んでいます。統合失調症を発症してもっとも苦しんだ20代を回顧し、それを言語化するというものです。つらい過去を掘り返す作業は容易ではありませんが、できそうな気がしたのです。もっとも苦しかったミュンヘン留学時代。10年前のあの町を綴ってみようと。町のあちらこちらに私の嘆き声が残っています。いまだその残響が聞こえてくるようです。

過去を清算することでしか、人は前に進めません。単に忘れてしまうのではなく、記憶を頼りに「現場」に戻り、それを自分のことばで表すことができたら、ひとつ山を乗り越えられるのではないかと。大きな、大きな挑戦です。時間をかけて挑みます。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 08:09 | Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村

2010年08月11日

心の鏡

雨が轟々と降っています、こんにちは野々花です。

昨日は新しい出来事がありました。詩人の原子修先生にお会いしてきました。私の詩集『再生』を読んで詩誌『極光』へお誘いくださり、私も同人になることになりました。年に二回発行されるこの詩誌に投稿したり、月一回の勉強会があったりするそうです。まだ人が集まる場所に行ってたくさんの人と話をするだけ健康が回復していないので、その旨簡単に説明しました。初めての方には病気の説明ってしておかないと何かと困りますね。

詩集『再生』はいたるところに「孤独」が綴られています。当時は孤独や寂しさ、そういったものが私を支配していました。ところが今はそうじゃないんです。ひとりでいても寂しいとは感じないし、孤独でもない。症状として心が平坦になったのか、心の琴線に触れるものが少なく、無感覚に近い感覚で生活しています。心が揺れないのです。眠ったような、麻痺したような、これを幸福というのでしょうか。

詩を書いていると自分の内面がよく見えます。その変化もよく見えます。『再生』もひとつの真実ですが、こうして日々心に映るものを書き留めてゆく作業は、自分を鏡に映すような作業です。言葉の切れ端がいつか作品になるのを待ちながら。

★『吉川千穂詩集 再生』は、闘病生活から生まれた詩集です。
http://www16.plala.or.jp/ychiho/advertisement.html

posted by 野々花 at 06:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ応援してくださる方クリックお願いします
にほんブログ村
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。